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身体の老廃物‘リンパ’の正体

「リンパ」と聞くとマッサージの種類やむくみに関係することかなと思う方も多いと思いますが、リンパの正体は白血球です。


ーリンパの仕組みー

血管と同様に、体内を循環しているリンパは、カラダの中を一周するのに1日かかります。それに対して血液やなんと40秒。それは心臓のポンプ機能があるからなんです。しかし、リンパには強力なポンプ機能がないため、全身の力を抜いた状態ではほとんど動くことがありません。


では、リンパとは何か?

それは免疫です!白血球の一部です。(図の緑色の線がリンパ)白血球とは異物の侵入をカラダから守る免疫の役割をしています。ところどころ粒になっているのがリンパ節です。




リンパを動かす(=老廃物を流す)方法は4つあります


①筋肉の収縮運動

②呼吸

③リンパドレナージュ

④胃腸の蠕動運動


当サロンが取り入れている①筋肉の収縮運動、②呼吸、そしてボディトリートメントは③リンパドレナージュが土台にあります。トレーニングはまた別のブログでお伝えしていきたいと思いますが、ここではリンパをお伝えさせて頂けければと思います^^


リンパの流れは一方通行で、優しく撫でるだけでも効果があります。土台とお伝えしたのは、60分間ずっと撫でられているような施術ではなく、きちんと身体の状態を見極めながら凝りは取り除いていきます。凝りの正体は筋肉の硬直ですので、硬いところに強く揉んでほぐそうとしたり、強く押したりするアプローチは揉み返しの原因になり、根本的な凝りの解消にもなっていません。


私がセラピストとして勤務していたときに「強くしてください」「もっと強くお願いします」とご要望いただいたことがあります。その時は一般企業に勤めているセラピストということもあり、自らの施術方針を押し通すことなく、力を込めて強く押させていただきましたが、身体が可哀そう…と悲しくなりながらも施術していました。


よく筋肉を氷に例えて説明します。肩甲骨が見えないくらい背中が凝っている状態は氷が一枚板の状態です。温めたり、動かしたりしながら凝りがほぐれてくると氷が大きな塊に変わっていきます。塊の状態で強く叩き壊すことも出来ますが、温かい温度でじっくりと溶かしていくことで近くにある氷もじわ~っと溶け合っていきますよね。そのようなイメージで筋肉の凝りも手から伝わる温かさと癒しで溶かしていきます。「痛い」「強い」とは無縁のボディトリートメントで心地よく心身ともに快活な状態へと導く施術です。



リンパの巡りを良くすることは、むくみの解消、免疫力アップにも繋がります。

手軽に取り入れられるオススメの対策を5つご紹介します。


着圧ソックスや弾圧着衣を使用する

→就寝中や仕事中など身に付けていただくことをオススメします。


脚を高くして寝る

→バスタオルなどを使用して10㎝程度高くしていきましょう。


日頃からストレッチをする

→筋肉疲労を溜めないことが大切です。筋肉は凝り続けることで硬くなり、脚が太く見えていきます。


お風呂に浸かり、血行を促進する

→冷えは絶対にNGです!更年期症状に対しても有効です。半身浴は20分~30分程度を目安にぬるめのお湯に浸かりましょう。


l冷たい水➡温水を交互にかける(脚や顔)

→交代浴といい、血行促進や自律神経を整える効果もあります。


ちょっとした日常の取組みが大きな差となり美しい体型、美脚へと繋がっていきます。気になったこと、出来そうなことから始めてみてくださいね^^

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