【健康】であり続けることが歳を重ねておばぁちゃんになっても美しく在り続けることです。なぜなら、身体が心身ともに元気だからこそ活力がわき、お洒落を楽しんだり色々な経験をし続けることが出来ます。
○健康寿命
健康上の問題で日常生活に制限のない状態
75.45歳
○平均寿命
87.14歳(女性の場合)
その差11.69歳です。
約11年間は何らかの疾患により日常生活に制限がある状態で過ごしていることになります。
杖をついたり糖尿病や生活習慣病を患ったりせずに、いくつになっても好きなファッション、好きなヘアスタイルを楽しんで、行きたい所に行き、食べたいものを食べる。最期を迎えるときまでそんなふうに意欲的に人生を楽しんでいきたいですよね^^
年を重ねても美しくあり続けてイキイキと人生を過ごすために、今から出来ることをコツコツと取り組みましょう!

◆サルコペニアという言葉は聞いたことはありますか?
サルコペニアとは高齢になるに伴い、骨格筋の量が低下し、筋力や身体機能(歩行速度など)が低下した状態のことです。
骨格筋量の低下は25~30歳頃から始まり、生涯を通して進行します。サルコペニアの主な要因は加齢ですが、活動不足や疾患、栄養不良が危険因子です。
◆最期までイキイキと美しく綺麗であり続けるために今から出来ること②選
❶筋力トレーニング
サルコペニアを予防するためにご自身の得意なトレーニングや決まった単品メニュー(例えば腹筋、スクワット、お尻)だけをするのではなく、美しく綺麗な姿勢と健康を維持するために大切なのは抗重力筋です。抗重力筋は姿勢を支え、歳を重ねてもイキイキと活動するのに必要な身体の筋肉を指します。
抗重力筋:広背筋(背中)・腹筋・大腿四頭筋(太もも)・臀筋群(お尻)
これらの低下により、歩行がだんだんと億劫になったり、つまずきやすいくなったり、姿勢が曲がったりしてきます。
あなたが今されているお家トレーニングメニューに偏りがあったり、通われているパーソナルトレーニングやフィットネスクラブで全身の筋トレを実施されていない場合は、お身体をまんべんなく動かすメニューに変更されることを推奨いたします^^
➋栄養摂取
適切な栄養摂取では、特に1日に適正体重1kgあたり1.0g~1.5gを目安にたんぱく質の摂取をしていただくことがサルコペニア発症予防に有効な可能性があると言われています。50㎏の方は50g~75g/1日です。適正体重はBMIを算出してみてください(計算サイトをリンクに貼り付けています)。そしてタンパク質摂取に加えて、お米・食物繊維などの炭水化物、オリーブオイルやナッツ類などの良質な脂質も加えバランスよく摂取することも重要です。
さらに、たんぱく質の摂取は「魚・大豆製品」の植物性たんぱく質をメインにしていただきますとより健康維持に繋がります。
植物性たんぱく質の摂取割合が多いほど死亡リスクが低い
エネルギーに対する総たんぱく質と動物性たんぱく質の摂取割合は、死亡との明らかな関連は見られませんでしたが、エネルギーに対する植物性たんぱく質の割合が多いほど、死亡全体のリスクの低下がみられました。死因別に検討したところ、植物性たんぱく質の割合が高い人ほど循環器疾患死亡、心疾患死亡、脳血管疾患死亡のリスクが低いことが分かりました。

様々な健康情報がありますが、どれも極端にやり過ぎたり、食べ過ぎたりするのではなく、お食事も運動もお休みもすべてバランスが大切です。ご自身では分からないことも手が回らないこともありますし、取り組み始めるのにハードルが高いこともあると思います。そんな時は一人で頑張りすぎず、がむしゃらに突き進むのではなく、私のようなプロの手を借りることもご検討くださいね^^
今回はサルコペニアを題材にしてブログを書かせていただきました。
ずっと元気で健康に美しく、心も体もイキイキと快活に生きていきたい!そんなふうに人生を楽しんで過ごしていきたい方に読んでいただけましたら嬉しいです^^
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